「空の町」
作・画 : TAKORASU
(2002年 春 )





綺麗なモノが欲しくて旅に出たんだ


永遠なんてモノは存在しない

物も人も心も…色んなモノが

時の流れの中で変わっていく世界で

それでも不変のモノを手にしたくて…



キノコの森を抜け

花の草原を渡り

星の海を越え…

どこまでも続く光の世界の中で

辿り着いたのは「空の町」


その町で…静かに微笑んで

空を見上げる君を見つけた


そこはあくまで清んでいて…

とても綺麗だった



一瞬だったのかもしれないけど

それは本当に輝いていたんだよ




「何かを美しいと思えるその心が美しい」




…誰の言葉だったろうか


旅は終わらなかったけど


その情景は長く心に残ったんだ